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【召命の時】夜明け前_その2



かやぶき屋根の小さな家
僕のじいちゃんが分家する時に買ったんだ
小さい頃は、牛を飼っていたから、ミルクを入れる容器がひっくり返して置いてあるのが写ってる

僕を抱く親父は嬉しそうだ
奥の方に、障子戸を開けて僕らを見つめる母がいる

何しろ外とは障子戸だけで雨戸もなかったから、冬になると家の中に雪が降ってきた

暖房器具は、豆炭のコタツだけ・・・夜はコタツを中心に放射線状に布団を敷いて寝た
僕は、ちょうど庭側に頭を向けて寝た
天気がよければ月明かりで、障子戸に庭の大きな胡桃の木の影が映る
絵本の「もちもちの木」のようだった
雪が降ってくると、顔の上に雪が舞った・・・

朝になると、隙間に沿って僕の布団の所まで、雪が細長く三角に積もっていることもあった

仏壇のコップの水はよく凍ったが、そんな朝は顔もガチガチでしばらく表情が固まったままだった・・・

まるで「おしん」のようだが、昭和41年生まれの僕の実家だ・・・

親父も母も本当に働き者で、特に親父のことは尊敬していた
今は79才だが、まだ会社に行っている
土木の現場監督一筋で、60過ぎに2度退職したが、そのたび「また来てくれ」と請われて、結局まだ現役だ

小さい頃、朝起きると両親は既に畑だった
冬以外は、蚕を飼っていたので、朝食前は桑つみに行っていることが多かった
朝食後、車の運転をしない親父を同僚が迎えに来る
夕方5時過ぎに親父は仕事から帰ってくる
ブリキ?の弁当箱を水につけて、角砂糖ひとつを口に放り込んでから、ガーデントラクターでまた畑に行く

冬は仕事が少ないから6時くらいのは夕食だったが、夏は8時9時になることも多かった・・・

夕食を食べ終わると、親父はしばらく横になる・・・
いろいろ話したいことはあっても、ヘトヘトの寝顔をよく見たが、なかなか話す時間はなかった・・・

休みの日、ガーデントラクターに乗って一緒に畑に行く時間が親父と話ができる時間だった
夕方、妹と一緒に荷台に寝そべって夕焼け空を眺めながら、家に帰った

本当に忙しい親父だった
仕事以外の時間はほとんど無かった

家族旅行なんて皆無。年に2回位、善光寺参りするのが楽しみだった・・・

尊敬できる父親だったが、自分が大きくなるにつれて「あんなに仕事だけに明け暮れる人生だけじゃな・・・」と思うようになっていた

今、自分も45になって、写真の親父より年上だ
自分は親父を越えることができるだろうか?

家族の為に、自分の時間など一切持たず、働き続けた親父

真の御父母様はもちろん尊敬しているが、親父も好きだ

今でも田んぼで働く親父の背中のむこうに、お父様を見つめている気がする

“圓母平愛”親孝行しよう!皆で心を合わせて・・・・
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Author:jinbadaira
早いもので49才になった
どうりで子供も大きくなってきた
3人の子供の成長に負けないように、今日もファイティング!

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